今だからこそ見直したい日本の着物

日本への外国人観光客の訪問が増加し、2020年には東京オリンピックも行われます。日本に住んでいて、海外旅行をしなくても外国人と接触したり、小さな町にも外国人観光客が来たり。と変化を感じている方も多いでしょう。
和食が無形文化遺産になったのも最近の話。口にするものは比較的普段から身近に感じているものですが、こと「着物」となると、一人で着られない。とか、一式揃えるのにお金がかかる。着ていく場所がない。など、色々な理由でおざなりになっていることが多いのではないでしょうか?
和服は世界中で日本にしかない、日本固有のものです。ところがその産業は縮小傾向にあり、継続が難しくなる技術も存在します。今だからこそ、もう少し積極的に和服とかかわり、和服を知り、日常に近いところで楽しみ、外国人にも自信を持って紹介できる。そうありたいものです。

【まずは着てみることから。自分で着るのは意外と簡単】

着物で一番大きな問題は「自分で着られない」と思うこと。着付けは難しそうに思えますが、もともとは日本中の人たちが着ていたものですから、そんなに難しいわけがないのです。美容院で着付けしてもらわないと。と思うと一気に敷居が高くなりますが、自分で着られれば洋服と同じ。より身近に和服を感じることができます。
ネックになるのは帯結びですが、通常隔週3ヶ月の着付け教室に通う程度で、普通の和装に結ぶ「太鼓」、礼装に結ぶ「二重太鼓」、浴衣に合わせる半巾帯で結ぶ「文庫」「貝の口」ぐらいはできるようになります。
教室では先生が教えてくれるので、他にも和装の基本的なことを教えてもらえるため、一度は短期で通うことをお勧めしますが、最近ではインターネットで帯の結び方から着付け全般、無料動画で発表している専門家も多いので、家で一人で独学で着てみる。というのもできなくはありません。

【普段着感覚から始めてみる】

どうしても特別なお洒落と思ってしまいがちな和服。でも、特別と思うとよけいに敷居が高くなります。絹が素材の中心なので、お手入れや着た時の取り扱いなどに気を遣うのも事実ですが、家庭で洗濯したり、気軽にクリーニングに出せる綿や麻、ウール、ポリエステルなど素材で作られたものも多くあります。
それらは基本的に普段着として着るもの。自分で着られるようになっても、最初のうちは自信もないし、時間もかかる。そういう時に緊張するような外出だと、着物は大変。と思ってしまうことも。手軽に手に入る普段着感覚のものをちょっとしたおでかけに着てみる。というのも一案です。
また、最近では沢山の種類のヴィンテージ品や、レンタル品もインターネットで見つけることができます。レンタルショップには借りると着付けやヘアをサービスでやってくれるところもあります。振袖を借りる時に使うショップ。と思いがちですが、普段着感覚の和服を借りて、まずは着ることだけにでも慣れてみる。というのもおすすめです。

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